はじめに
不遇の子「Spyder」
データサイエンスにおいては強い味方なので、
個人的にはJupyter noterbookより断然好きなんですが。。
Anacondaのパッケージに一緒について来る割に、あまりに情報が少ないので、
この記事ではまず導入手順(おすすめの初期設定)について記載していきます
手順(おすすめ設定)
日本語化
Tools→Preferences→Application→Advanced Settingsとたどると、
Languageの項目があります
デフォルトはEnglishなので、Japaneseに変更すればOKです
(Spyderの再起動が必要)
おすすめのレイアウト
おすすめレイアウトは「Matlabレイアウト」です
もともとSpyderはMatlabを意識して作られたとの話もあり、
Matlabのような「データを確認しながらプログラムを書く」
または、「コードを書いてデータを分析する」場合に有用です
その用途に向いたレイアウトだと思います
表示→ウインドウレイアウト→Matlabレイアウト
おすすめの画面構成
こちらは個人的なおすすめです
私が使うペイン(枠)は
- ファイル
- エディタ
- Ipythonコンソール
- 変数エクスプローラ
です
正直位置はお好みだと思うのですが、
私は以下の配置が好きです(これもMatlabチックな配置)
配置を変えるにはペインを移動する必要があるんですが、
表示→ペイントツールバーのロック解除
をすることで、各ペインに(三)のような表示が出てきます
これをドラッグドロップすることで移動できます
外部ウインドウでプロット
インラインで表示することも可能なのですが、
外部ウインドウでプロットする方が私の好みです
グラフの拡大、縮小などが自由にできるからです
この辺りもJupyter notebookにはできないところですね
ツール→設定→IPythonコンソール→グラフィックスと進み、
グラフィックスのバックエンドをインラインから「自動」に変更します
すると、プロットが外部ウインドウで開きます
※イメージ
まとめ
今回は、Spyderの導入として
- 日本語化
- レイアウトの変更
- プロットの外部ウインドウ化
を紹介しました。
次回はSpyderのメリットを語りたいと思います
(Jupyter notebookに負けるな!)