はじめに
前回古いVAIOにUbuntuを導入したのですが、
どうせCD/BDドライブは使うことがほとんどないので、
この機会に取り外して代わりにHDDを取り付けてみることにしました
(前回の記事)

マウンタを購入
マウンタの選択
まず、CD/BDドライブへHDDを取り付けるための、マウンタを購入しました
じゃーん
いつもの安心安全の中華製です。
まあコネクタをただ変換するだけの箱なので、大して作るのが難しい製品でもないだろう。。
ということでこれを購入しました
何より安い。購入当時なんと¥899でした。
開封
到着したので開封してみました。
ぱっと見問題なさそうに見えるんですが、
なんかところどころ細かい打痕が入っていたり、
変に隙間が空いていたりと、どうも作りが甘く見える。。
(後々この作りの甘さが問題になることに)
VAIOのCD/BDドライブを取り外す
裏面のビス2か所をとれば普通にはずれました
そこまでは簡単。
難しかったのは「ベゼル」と呼ばれるこれを取り外すとき
硬いのなんの…外すこと考えてるんだろうかというくらい取れない。
調べると二点の爪を外せばよいと書いてはいるが、
こちら側の爪がどうやっても外れない
結局、マイナスドライバーで強く爪を押しながらベゼルを強めに引っ張り、
ようやく取ることができました。
苦戦した爪の形がこれ。
ピントが合っていなくて少し見にくいですが、途中からテーパがついて爪の幅(変形方向)が大きくなっています。
穴に対して完全に嵌め込みに行く感じなのね。。そりゃ取れないわ。
結構強く押して変形させないととれなさそうです。
HDDをマウンタに装着する
余っていたHDDがあったので、マウンタに装着してみます
これは簡単でした。
付属のビスで裏面を4点止めると、何事もなく装着はできました
(HDDにメモが書いてあるのはご愛嬌)
マウンタにステーを装着する
ここで気づく。マウンタの作りがものすごく悪いことに。
まず奥側のステーを取り付けようとしたとき。
実はマウンタには、穴が開いているだけでねじ穴が切られていない。。
いやこのビス、タッピングビス(ねじ穴を切りながら締めるビス)じゃないから!
と突っ込みながら、とりあえず開いているだけの穴にビスを締めこんでいく。。
でも何とか締結できました。
さらに。側面側も同じ状況なうえに、寸法がでたらめで干渉しまくり、穴が合わない。
仕方なく、こちらは片側だけビスを締めることにしました。
まあずれることはないだろう。。
(ビス穴が斜めになっているのは後で無理やり曲げました)
マウンタをPCに装着する
問題発生
裏のカバーは外さず、ドライブを外して開いた隙間から、
大体の感触でマウンタを差し込んでみることにしました。
ところが、この選択がまずかった。
ちゃんとコネクタが挿さった感触がないのに押し込んでしまい、抜けない…!
奥を覗き込んでみると、明らかに何かと干渉している。
裏カバーを外す
無理に外すと壊れそうだったので、とうとう裏カバーを外すことに。
裏側のビスをすべて外してヒンジ近くをマイナスドライバーなどで浮かして外し、
手前側は最後に奥側にスライドさせて外すとうまく取れました。
外すとこんな感じ。
裏カバーについている板金は、調べるとノイズ対策&放熱用なんですね。初めて知りました。
この板金と、無理やり付けたガイドがどうも干渉して抜けなくなってしまっていたようです。
板金は元には戻らなかったので、逆側に折り返すことにしました。
まあ実害はほぼないだろう。。
マウンタを装着する
この状態でマウンタを正しくコネクタに装着します。
見えているのでこれは簡単。
裏カバーを戻す
外した時と逆の手順でカバーを取り付けます。
手前側(タッチパッド側)の爪をスライドして本体カバーに差し込み、
奥側(ヒンジ側)は後から押し込むと、きれいに戻すことができました。
ビスで固定する
ドライブが固定されていたビスを使って、
マウンタに取り付けたステーを固定する形になります。
ステーのねじ穴が平行になるように少し曲げたので、
ここでは普通にビス止めすることができました。これで一安心。
VAIOを起動
VAIOを起動すると、HDDをちゃんと認識できた!
とりあえずもう一安心。
まとめ
最安のアダプタを使って、VAIOのCD/BDドライブをHDDに換装することができました!
ただ、やはりアダプタの作りの精度が悪くて内部と干渉するなど、スムーズな取り付けとは行きませんでした。。
取り付ける場合は十分注意して取り付けましょう。。
まあ安かったし、目的は果たしたので買ってよかったのかな?とは思います笑