はじめに
ふと、スピーカーが欲しいなと思ったんですが、
そういえば思い出した「TOFFYのベアスピーカー」
嫁(当時は彼女)からもらった大事なスピーカーなんですが、
電池を使う上にスイッチが内部にあり、さらにすぐに電池を使い果たしてしまうというなかなか使い勝手が悪いもので…
クローゼットの肥やしになってました(嫁ごめん…)
ただ、使い勝手が悪いだけでかわいいし、
折角スピーカーが欲しくなったので何とか使いたい!
ということでUSB給電に改造してみました
電池3~4つならUSB給電できる
一般的に知られているとは思いますが、USBはDC5Vです
ということは、USBを直流5V電源としても使うことができるはず
また、電池は基本、1.5V(エネループなどの充電池は1.2V)です
すると、3本で4.5V(3.6V)、4本で6V(4.8V)の直流電源ということなんですね
つまり、電池3~4本で稼働するものはUSBで給電してもおおよそ近い電圧を供給できるはず
つまり電池を4本使うこのくまのぬいぐるみはUSBで給電してもいけるはず!
USBから5Vを取り出す
まずはUSBから5Vを取り出すために、ケーブルを加工します
使わないがたくさんあったmini USB type-bのケーブルの、type-bのコネクタ側をニッパーで切ってしまいます
すると、赤黒白緑の4線が出てきます
それぞれ5V、0V、信号用×2のはずなんですが、
この時点ではどれがどれかは分かりません
テスターは残念ながら持っていないので、
一般的に考えて赤が5V、黒が0V(Gnd)だろうと予想して接続してみたらその通りでした
この配色見たら大体はそうでしょう
画質が悪いですが4本あります
ところで、この銅線4本以外にもいろいろ構成する要素があるんですね
アルミ被膜(のようなもの)と、さらに外側にある編み込まれたなんだこれ?
あとさらにタコ糸(のようなもの)が2本あります
調べたものの、ドンピシャな情報は無く…
似ているものは「オヤイデ電気」さんのサイトで発見したので転載させて頂きます

とりあえず、アルミ被膜であるのは間違いなさそうです
また、中華製ケーブルなどで「ナイロン編み込み」といったものは見つけられるんですが、
これはナイロンではなく金属に見えます
どちらにしてもノイズ対策に見えますが…
そして最大の謎はタコ糸
これは全く分かりませんでした。何者だ
電池ボックスにはんだづけする
さて、次は赤線と黒線をそれぞれ電池ボックスのプラスとマイナスにはんだ付けします
電池ボックスはねじを外してばらしてからはんだ付けします
(作業中の写真を撮ってなかった)
元々のケーブルが入っていたところから赤黒の2線だけ一緒に出し、
また加工したUSBケーブルがむき出しになっている部分はビニールテープで覆いました
完成
これで完成です
スイッチは今回設けていないので、
USBを指せば電源ON状態になります
だいぶ使い勝手が良くなりました!
PCで使う場合は空いているUSBに差せばいいですし、
それ以外の場合は適当なアダプタ使えば使えます
最後に
思ったより簡単に、USBから電源を取り出して電池の代わりにできました
応用すれば充電器を接続して充電型にもできそうです