はじめに
前回の記事

前の記事でJetson nanoが全く起動しない状況になってしまいました。
調べたところ、再起動するにはLinux PC(仮想環境不可)が必要とのこと。
WindowsPCでUSBからブートすることが出来なくもなさそうでしたが、
この際なのでPCを買ってしまう事にしました。
ということで。メルカリで探し出したのがこのPC。
中古で3,900円だったのでまあ安い買い物ができたかなと思います。
今回はこのDELL OPTIPLEX 3020 microにUbuntuをインストールしていきます。
SSDの取付
ストレージがない状態で手に入れたので、
以前持っていたVAIOから取り出したSSDを利用することにしました。
カバーの取り外し方で少し迷いましたが、ねじを外してスライドすると開きました。
ストレージが無いので中を開けるとこんな感じ。
この青いパーツがHDDやSSDを取り付けるためのものだとは思うが、
取り付け方が記載されておらず結構謎。
ただ見比べてみると、このゴム製の部品から生えている突起の間隔が合うようなので、
ここの突起に側面のねじ穴を差し込むといい感じに固定されました。
この状態でケースに差し込むとはまりました。
振動対策でこんな設計(ゴム製の部品を介して固定している)なんでしょうか?
私の経験不足なのか、どうも迷いました。。
UbuntuブータブルUSBの作成
最新版は以下からダウンロード可能。
Ubuntu Desktop 24.04.1 LTSが最新(このversionで試してみる)
balena etcherを使ってブータブルドライブを作成します。
そんなに迷うこともなく簡単。
1回理由がわからず失敗してしまったんですが、
エクスプローラから「ドライブ○をフォーマットしますか?」のダイアログが出るので、
これを「はい」にしてしまうとどうも失敗してしまう模様。
無視しておけば問題なくブータブルドライブが作成できました。
BIOSの設定
DELLはしっかりLinuxのインストール方法まで載せてくれてるんですね!感動!
特にハマることもありませんでした。
手順通りに進めて、インストールの手順に進めます。
インストール
公式ページの通りに、ロゴが表示されたときにF12を押すと、
以下の画面になりました。
公式ページとは若干表示が異なりますが、以下を選択しました。
(TOSHIBAのUSBメモリを使ってました)
UEFI BOOT:
UEFI: TOSHIBA TransMemory 1.00
あとは指示通りに従えば迷うことなくUbuntuをインストールできました。
後は
「Please remove the installation medium, then press ENTER」
のときにUSBを外すのを忘れててあれ…?となったくらいですね。
全体的に、思った以上にすんなりいきました。
(慣れたのもあるかも…)
何をやっているのかよくわからなくなってきましたが、
ようやくJetsonnanoが再生できる…はず!
次回はNVIDIA SDK Managerを使ってJetsonnanoを復活させる予定です。